波がうまく出来ない3つの理由と、4つの解決方法

波がうまく出来ない!

と言う声をたくさん聞くようになりました。

エポキシレジンアートがそれだけ注目されてきた証拠なのですが。。。

確かに波を作るのは初心者には難しいですね。

材料を買って試してみたけどうまく出来ないとレビューを書かれると、なんだか心苦しくなります。

そこで、なぜ波がうまく出来ないかをお教えします。

目次

波がうまく出来ない3つの理由

  1. レジンがサラサラである。
    一般的にはレジンは泡抜けが良い物が性能が良いとされ、メーカーではいかに短時間で泡抜けするかを競って開発していました。
    ですので、市販のレジンはほとんどがサラサラの状態なのです。
  2. 着色剤が適していない。
    着色剤とレジンの相性による物ですが、混ざりすぎず、ダマにならない着色剤がおすすめです。
  3. セルの出しかた。
    着色剤を飛ばしセルを作る際に最も適しているのがヒートガンです。熱と風量が大事です。
    また、風をあてる場所と角度によって、波の出かたもまったく変わってきます。

これらの問題により、経験と知識がないと波はうまく作れません。
厳しいようですが、初心者で波がうまく作れるはずが無いのです。

波をうまく作る近道

【4つの解決方法】

  1. 波作りに適したレジンを使う
  2. レジンと相性の良い着色剤を使う
  3. ヒートガンの使い方をマスターする
  4. 経験者に教わる

これがお金も時間も無駄にしないもっとも近道です。

さらに詳しく解説します。

  1. 波作りに適したレジンを使う。
    レジンがサラサラだと波がうまくできないと申しました。
    ではどの様な状態が良いのかと言うと、ほどほどの粘度がある状態です。
    イメージとしては、ハチミツ程度のとろみです。
    この粘度がないと、セルが表れてもすぐに流れて消えてしまします。
    温度を目安にする方法もあります、レジンによって様々ですが、波専用レジンでは自己発熱で40℃程になった時が使い頃です。
  2. レジンと相性の良い着色剤を使う。
    波専用レジンとシュプリームホワイトは最高の組み合わせですが、
    着色剤によっては混ざりにくかったり、混ざったと思っても分離してしまったりと相性があります。
    これを解決するには、試してみるしかないです。
    経験的に、揮発性がある、ペースト状である、安価品ではない物が適してるのではないでしょうか。
  3. ヒートガンの使い方をマスターする。
    風のあてかたによりセルの出かたが違います。
    セルを出したい箇所のだいぶ手前から熱風をあてていきます。
    熱によりレジンが緩みますので、その瞬間を狙い着色剤を沖まで飛ばします。
    着色剤が薄くのばされるとセルが表れます。
  4. 経験者に教わる。
    お金も時間も無駄にしないもっとも近道です。
    上記の文章を読んで即実践できるかたはまずいないと思います。
    試行錯誤しながら独学も悪くないのですが、聞いたほうが早いです。
    ハチミツ程度のとろみ、相性のよいレジンと着色剤、ヒートガンの使い方など、言葉では伝わりませんし、Youtubeの動画をちょっと見ただけではわかりません。先輩に聞くことをおすすめします。

ここからは余談です、お時間があればお読みください。

当エポキシアート協会を立ち上げたのは2019年とまだ日は浅いのですが、協会長のみどりかわけんじはエポキシレジンを30年以上使い続けている職人です。

2019年より少し前、instagramで海のアート見かけ、使われている材料がエポキシレジンだと知りました。

これは手軽にできそうだと思い、手持ちのエポキシレジンと着色剤で見よう見まねで作ってみましたが、そう簡単にはうまくいきませんでした。

そこから悪戦苦闘がはじまります。笑

セルが出るレジンや着色剤探し。
様々な組み合わせによるレジンと着色剤の相性チェック。
せっかく表れた波が崩れない様にする工夫、等など。
アセトン、ヘキサン、シンナー等の有機溶剤も試してみました。

数ヶ月後、なんとかかんとか、そのとき最善の組み合わせと作り方を見つけました。
ここまで掛かった時間とお金はもはや数えたくありません。笑

その経験とノウハウを元に、レッスンを開き講師を育成し、エポキシレジンアートの普及に務めました。

今ではさらに進化し、波専用レジンの開発をし、波活の多くの方に使っていただいております。

さらに今後も現状に満足すること無く、着色剤の開発や新しい技法の発見と、進化を続けていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考記事

エポキシレジンで海の波が作れなかったことはないですか?Vol.1

エポキシレジンで海の波が作れなかったことはないですか?Vol.2

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この記事を書いた人

 

株式会社ミナロ 代表取締役
エポキシアート協会 協会長
緑川賢司



プロフィール
神奈川県横浜市出身。
1985年4月磯子高校卒業。
1987年木型工場に職人として就職、2002年7月木型工場の廃業に伴い、同8月にミナロを創立[2]

2012年に『全日本製造業コマ大戦』を立ち上げ、2015年2月には『世界コマ大戦』[3]を開催し、7カ国の海外チームが参戦する等、世界を巻き込む一大プロジェクト事業に発展させた。

2016年3月、OCASILA inc.を立ち上げ、「価値ある日本製を世界に通ずるハイブランドにする」[4]をビジョンに、これまでに培った圧倒的な製造業ネットワークを元に中小企業の技術・製品を世界に向けて展開する業務を開始した。

2017年8月『横浜ハーバリウム弐番店』を開店、2020年8月『エポキシアート協会』を設立、これまでのノウハウと商流をいかしたハンドメイドインテリアの事業を展開する。

2020年4月、YouTubeにトーク番組【ダンサカ】夢や思いを熱く語る会員制酒場 【ダンディー酒場】通称『ダンサカ』を開設。
主な出演番組
テレビ、ラジオ番組


  • 2006年 1月 『TVチャンピオン』コロコロからくり装置王3

  • 2006年 5月 TBSテレビ『筑紫哲也NEWS23』

  • 2006年 8月 TV神奈川『パペットマペットのサイエンスでしょ!?』

  • 2006年 8月 NHK『ラジオあさいちばん』

  • 2009年 2月 横浜テレビ局『企業の履歴書』

  • 2009年10月 フジテレビ『どーも☆キニナル!』

  • 2009年11月 JCN系『ひとものがたり』

  • 2011年11月 テレビ神奈川『enjoy横濱ライフ』

  • 2012年 2月 NHK『Bizスポ』

  • 2012年 8月 TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』

  • 2012年 9月 NHK『サキどり!』

  • 2012年 9月 BS11『山口義行の中小企業家新聞』

  • 2012年 9月 J:COM『夕なび 湘南~横浜』

  • 2012年11月 NHK『サキどり!』

  • 2013年 1月 ブルーレディオドットコム

  • 2013年 2月 フジテレビ『スーパーニュース』

  • 2013年 2月 NHK『サキどり!』

  • 2013年 9月 日本テレビ『スッキリ!』

  • 2013年 9月 BS11『山口義行の中小企業家新聞』

  • 2013年11月 文化放送『福井謙二グッモニ』

  • 2014年10月 テレビ朝日『テレメンタリー2014』「コマに技あり〜町工場から世界を目指せ〜」

  • 2015年 2月 NHK総合『ひるまえほっと』

  • 2016年12月 『NHKスペシャル』長時間労働

  • 2017年 1月 NHK『ラジオ深夜便』

  • 2017年 6月 テレビ朝日『マツコ&有吉 かりそめ天国』

  • 2018年 2月 TV神奈川『神奈川ビジネスUp To Date』

  • 2021年 2月 テレビ朝日『マツコ&有吉 かりそめ天国』

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